ルーテシアV6タイミングベルト バラシ編

| Posted in , , | Posted on 2012/04/29

今回はルーテシア(クリオ)V6のタイミングベルトについて
見ていきたいと思います。
フェーズ1の約22000Kmです。


ジェイエンジンでは、エンジン&ミッションをセットで下ろして
作業いたします。



エンジン&ミッション下ろしたところです。
手前のFF用F4Rエンジンが小さく見えます。



サービスカット:昔はPRV(プジョー、ルノー、ボルボ)と書いてありましたが
今はPR(プジョー、ルノー)だけでした。
このV6、ボルボって撤退?
PRVエンジンと言ってはいけない模様です。


V6用のタイミングベルト交換時に使う、位置決めの工具です。



これを、クランクシャフト



カムシャフトに入れていきます。
ずれている場合は赤い柄の工具で、合わせていきます。


テンショナーを緩めてベルトが外れました。



外した部品たちです。



補器ベルトテンションローラー割れています。



アイドラーはグリスが出ています。




クランクプーリー、ダンパー部変形してます。





タイミングベルトのアイドラーは、音の出始めです。




ミッションマウント(手前が新品)、形状が変わってます。





このくらい、低くなってます。




エンジンマウントは、このくらい凹んでます。



上側のテンションロットです。
これもブッシュの部分が変わっています。


エンジン下側です。
サブフレームに予めセットしておきます。




エンジンブラケットのブッシュです。
これは、かなり変形していて抜きにくかったです。




サーモスタット。
下側のシールが外れて、サーモスタットがバイパスされてしまっています。
水温が完全にコントロール出来ていなかったようです。



本来は、ここの奥の位置に付いていなければなりません。



今回はここまで。

次回は、組み立て編です!