ルーテシアV6にクワイフデフ取り付け

| Posted in , , , | Posted on 2014/06/28

先日のルーテシア3RSに続き
ルーテシアV6に「クワイフ」を取り付けさせていただきました。





ミッションASSYです。
このミッションとっても重いです。




それもそのはず
これは6速ですので、ギアが1セット多いのね。

ルーテシア3RSと違って
ギアが3列になっています。

これは全長を抑えるための手法ですね。

例にもれずデフがギアセットにかぶっていますので
また全部外しです。



ちょっと観察

手前のシャフトがコントロールモジュールで
シフトレバーの動きが最終的に伝わって
ギアをシフトする部分になります。

それに繋がっている右下のプレートは
リバースのフォークになっていました。

毎回この辺の構造には、よく考えたもんだと
感心させていただいております。




ギアが全部外れて
やっとデフがゴロ~ンと出てきました。





デフの中に、直接ドライブシャフトが入る構造ですので
容積が足りなくて
プレート式のLSDが作れないんですね。

この構造は
シュペール5(ルノー初横置きFF)から
クリオ2ファミリーまで続きました。




この構造なので
こちら側のサイドベアリングが
こんなに大きくなっています





左がノーマルデフ、右がクワイフです。
この後リングギアを付け替えまして・・・・





組み込み完了!!
(最初の写真と見た目変わりませんが💦)

 



プレート式のLSDに比べて、効きはマイルドですが
町乗りでは、まったく違和感を感じませんし、
バキバキ音も出ませんので
ある意味ベストな選択と言えるかもしれません。

もちろんノーマルデフに比べれば
サーキットでもきちんと仕事をしてくれますよ。


2台連続のミッション分解は
ちょっと疲れてしまいました。