恒例! 最近の作業
| Posted in オイル漏れ , ラックブーツ , ルノー/ルーテシア2RS , ルノー/ルノートゥインゴ , 新製品 | Posted on 2014/03/28
車種ごとに弱い箇所があるのは、仕方がないことかもしれませんが
前もって知っていれば、大事になる前に対策できることも多いのも事実。
今回はそんな感じの内容が多いかもしれませんので
ご自分の車に当てはめてみてください。
トゥインゴRS
車検でしたが、
各ボールジョイントのブーツ全部切れ
単品供給なく、ASSYも国内在庫なく(あっても高価ですので)
国産のブーツでサイズを合わせて交換しました。
グリスも汚かったので入れ替えました。
ラックブーツも国内在庫なく、しかも高価でしたので
これも国産で合わせました。
ハブベアリングは前からオーダーしておきましたので
異音にて交換しました。
ブーツ関係は早めにチェックして
切れていれば交換など、対処しておいたほうが良いでしょう。
水や砂など入ったらジョイントがダメになってしまいますよ。
トゥインゴ1
ドライブシャフトブーツ切れ
なるべくはやめに修理しましょう
異音の原因になります。
ホイルの裏側がグリスだらけになっているかどうか覗き込めばわかります。
ラジエターサブタンクキャップも割れていました。
加圧できなくなりますので
オーバーヒートや、クーラントの減りの原因になっています。
ルーテシア2RS
この車種はこだわって乗っている方が多く
距離も伸びている個体が増えてきました。
最近多いのがオイルパンからのエンジンオイル漏れ
外してガスケットの交換で治るのですが、サブフレームの脱着が必要です。
クラッチのオーバーホールと同時に作業してしまいたい場所です。
オイルパンの中がこんな感じでヘドロ化している個体もありました。
10mmくらいは沈殿していたでしょうか。
掃除が大変でした。
オイル管理は重要ですね。
こちらのオイルパンの中は綺麗ですが
以前ほかの工場の作業で、ガスケットを交換しないで
液体パッキンを塗っただけだと思われます。
この色は日産のベンガラ色ですので日産系ディーラー作業でしょうか?
掃除が大変なんですけど~。
上の車両とは別ですが
はみ出してオイルパンの中に落ちて液体パッキンが
ストレーナーに吸い付いていました。
これが完全に蓋をしてしまったら、油圧が低くなって結構問題です。
パッキンの塗り過ぎには注意が必要です。
これはフェーズ2のオートエアコンの温度調整フラップのギアーです。
亀裂が入り始めていますね。
プラスチック製で、完全に破損しますと
カタンカタンと音がとまらない場合はここが原因です。
ケースごとの脱着交換が必要になり、ダッシュ降ろしの
大作業になりますので・・・大事です!
アルミのカラーを削り出してはめ込んでおきました。
これ以上なるべく広がらないで、亀裂が進行しないようにしました。
心配な方は亀裂がまだでも、付けておけばある程度安心ですね。
完成!
¥3000税別です。
結構さびています。
雪や海方面の方は覗き込んで確認したほうが良さそうです。
フロント・リアのスプリングが折れていた事例も結構ありますよ。
各部確認して心配な場合などはご連絡ください。
いろいろな方法を考えて対応させていただきます。