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ブレーキパッド交換の手順

| Posted in , , , | Posted on 2017/03/28

ブレーキパッド交換には
それなりの手順がありまして
省いても交換自体はできますが
パッドの片べりや、鳴きの原因になることがあります。

普段当たり前すぎて説明もしないのですが
順を追って見てみましょう。



 
●プジョー106S16のフロントブレーキ外観

原理は
ブレーキペダルを踏みますと
油圧が画像右側のピストンにかかってきて
右側ブレーキパッドをブレーキディスクに押し当てます。

キャリパーは左右にスライドするようになっていますので
上記動作の反力で、左側パッドもディスクに押し当てて
両側のパッドがディスクを押さえつけて
制動力が発生、車が減速します。

円盤をつまむ感じですね!




キャリパーを外したところです。

ディスクの中心に空間があるのは
ブレーキの冷却(空気で冷やす)用です。
古い車には特別な装備でしたが
現代の車、特にフロント側はほとんどこの仕様です。



先ほどキャリパーが左右にスライドすると書きましたが
画像のネジの部分が、その役割をします。
スライドピンなどの名称です。

*ブレーキメーカーによってこの構造ではない
 色々な構造があります。



スライドピンを抜いたところ
結構グリス切れで、キューキューいってます。




グリスが固くなってるので・・・




クリーニング
錆は無かったのですが
必要であれば、ワイヤーブラシ等で掃除が必要な場合もあります。





専用のグリス添付


 

パッド自体にも必要な部分に専用のグリス塗ります。

キャリパーブラケット、パッドベースプレート間
 パッド自体が動きやすいように、鳴き止めも期待して

キャリパーと接触する部分、ピストン
 振動による鳴き止め




こんな風に雑に塗るのは
あまり好みじゃないな~。




完成!
ブレーキを踏んで、ほんのちょっとだけムニュッっとグリスがはみ出るのが
好みです!



参考
4ポットキャリパーなど
対抗ピストンの場合は、キャリパー自体は動きません。
ピストンが左右から出てきます。

フローティングディスクとか
サイドブレーキ兼用のキャリパーとか
色々な構造のものがあるんですけど
その辺はまたの機会に。






 
 

ルノー4ならではの修理

| Posted in , | Posted on 2017/02/03


天気の良い日にキャンバストップをあけて
ゆっくりと走る。
緑の中を走ったり、紅葉、桜の時期もいいですね!

こんな使い方も似合うルノー4ですが
年式と、走行距離を考えますと
消耗品以外にも整備が必要になる部分は
どうしても出てきてしまいます。

 
 
 これはステアリングラックのブッシュが
減ってガタが出ています。

 
外してみますとかなり薄くなっていますので新品に交換しました。






フロントアッパーアームのブッシュの切れ
ブッシュ単体での供給が終了でしたので
アームASSY交換にて対応


ボールジョイントも付いてきます。



ショックアブソーバーのブッシュも
半分無くなっていて、走行すると当然ながら
ガタガタしますので、ザックスのショックセットの
新品が入手できますので交換。

調べた時点では他メーカーのショックは純正含めて
揃いませんでした。




ドライブシャフトのブーツも切れていますので
交換になりますが、どうせなら内側&外側
両方の交換が望ましいですね。
いずれにしても、薄皮1枚でつながっているだけですと
またすぐに反対側も交換になってしまいますから。



ネジも多くの場合、傷んでいますので
ダイスにて切直しておきます。

 

リバースランプスイッチも
本体からオイルが漏れるようになっていましたので
新品に交換です。




フロントグリルも生産中止ですが
社外品が入手可能です。
画像の色のほかに、黒も選べます。

ちょっと古いルノーの整備はご相談ください!

フランス車以外にもこんなことやりました。

| Posted in , , , , , | Posted on 2015/05/08

当店は、基本的にはフランス車のお店ですが、
元フランス車乗りの方や、
2台持ちや3台持ちで、もう1台が非フランス車
という方も少なくありません。

また、ご家族やお知り合いで
「フランス車じゃないんだけどメンテしてくれる?」
というお話も結構いただきまして・・・

今回は、そんな流れでお仕事させていただいた時の
作業を一部ご紹介させていただきます。






フェラーリ308QV

最近では結構値段も上がっているようですね。






クーラント漏れとのことでご入庫いただきました。

ウォーターポンプからの漏れでしたが
作業はそれほど大変ではなかったですが
部品がさすがフェラーリ価格でございました。
(サーモスタット¥5万とか!)







BMW M6

いまだにBMWのEなんとかっていう
通称名は判りません。





ワンオフでマフラーを
ステンレスで製作しました。

ノーマルも取り付けできるように加工済みですので
どちらのマフラーも簡単に付け替えることができます。

ノーマル+20%くらいの音量で、乾いた良い音になりました。
試運転で、全開にしようとしましたが
早すぎて試運転コースでは全開にはできませんでした!






インプレッサRA-R

カナードの取り付けです。





付属のタッピングビスで付けるのでは、ウチらしくないので
ステンレスのブラインドナットと
黒染めのステンレスボタンキャップボルトで
簡単に脱着できるように取り付けしました。

そう、ボルト類は結構こだわる方ですので
ネジの相談に乗ることもできますよ。







グランドチェロキー アルパイン SRT8

これもものすごいパワーです。
2,5トンのボディーですが
とんでもなく速いです。

キャリパーもでっかいです。





前後ラウンドタイプの7本スリット








ワンオフのタワーバーです。

ステンレスパイプ2本に、バーリング処理した
プレートで補強しました。







そして明日5月9日は
おぎやはぎの愛車遍歴に出演する回ですので
良かったら見てくださいね。

http://www.bs4.jp/aisya_henreki/






ルノー4GTLについて

| Posted in , , | Posted on 2013/06/14

みなさんは中古車を購入するときに、どこを見るでしょうか?
外装の傷へこみなどは確認しやすいですが
エンジンやミッションなどの部分はなかなか状態を把握するのは難しいと思います。

そこで今回はルノー4GTLに絞って、動力伝達系を中心に
よく作業する部分を書いていきたいと思います。


 



アクセルワイヤーがタペットカバーについている部分ですが
過去に壊れたのでしょう。
タイラップで止めて仮に直してあるだけの状態です。
ここが分解してしまうと、エンジンが勝手に吹け上がってしまいますので
びっくりされると思います。





本当は、こんな形で成立しています。
アクセルを全開にしたときに、このスプリングが、かすかに縮む位が
丁度良い位置になります。
純正はプラスチック製で、とても高価な部品になってしまいました。
たしか、¥15000以上だったと思います。



オリジナルアクセルストッパーキット
¥5250
(通常スプリングは付属していませんが、必要な場合はご相談ください)
アルミ削り出しで、アルマイト処理をしてあります。




ステアリングラックについている
ラバーカップリングですが、さすがに30年近く前の部品となりますと
亀裂が入っています。
万が一折れたら、ハンドル効かなくなってしまいますから、よく見てみましょう。



リベットで付いていますので、外すのは案外大変です。




ミッション下ろして




クラッチオーバーホールですが
クラッチカバーのダイヤフラムスプリングが
折れる寸前でした。
これが折れてしまいますと、クラッチが切れず走行不能になりますよ。
クラッチが重い場合は要注意です。
とはいえ、重いのかこれが普通なのかわからない場合は
乗ってきていただけれは、標準の範囲かどうか判断させていただきます。

また、重いまま乗っていますと、クラッチワイヤーやペダルのブッシュに
負担が掛かってしまいますので、重ねて注意してください。




ミッションをおろせば、、、




当然のごとく、オイルが漏れていますので
漏れの場所の確認後、クリーニングします。
これが結構大変!




ミッションのフロントカバー内、スピードメーターピニオンの
Oリングとシールの交換


 

デフサイドシールとOリング交換ですが
この場所はデフのプリロードを調整している部分なので
適当に脱着してはいけませんよ。





フロントのハブベアリングですが音と、ガタを見ないといけませんので
走ってみたり、揺すってみたりしないと見えない部分ですね。




この車両も、かなりクラッチが重かったので
ワイヤーの披露を考慮して交換調整しました。
結構、交換にはコツがいる部分です。




エアフィルターのパッキンの部分が切れていました。
これでは、ゴミが通過してしまいます。
汚れているかだけでなく、このようになっていないかも
点検のポイントです。
これは、ネジ1本外せば見ることができますよ。




カムシールよりオイル漏れ。



クランクシールよりオイル漏れ

このへんの、オイル漏れはミッションが乗っている状態ですと
どこから漏れているかはっきりとはわかりません。
オイルパンの漏れにも見えてしまいます。



ミッションを下ろしたのであれば、必ず交換したいですね。




ドライブシャフトブーツ インナー、アウター共に
結構なヒビで、交換しました。
これはステアリングを切って、フェンダーの中を見れば確認できます。



フロントのコンビネーションランプの接触不良です。
バルブの裏あたりであれば、磨くのも簡単ですが
ランプ裏側の金属同士が接触不良になっていますと
一旦リベットを落として、磨いたあとリベットを打ち直さないといけません。
つかないからといって、強く叩くとレンズが割るので注意ですよ。



ラジエターサブタンクのキャップですが、
これも、パッキンのキレ及びヒビ、
後は圧力漏れの不具合があります。
電動ファンが回ったくらいの温度で、漏れている音がしないか確認してください。



ウォーターポンプも結構この場所から漏れていることが多いです。
上から見て、ミッションケースの上にたまっていないかチェックです。




ステアリングラックブーツ切れ
これも、ステアリングを切ってのぞき込めば確認できます。




ラジエターの詰り
これは、サーモスタット、電動ファンスイッチとの兼ね合いがあって
判断が難しいですが、外す機会がありましたら
クリーニングしておけば、状態も把握できるはずです。
ちなみにこれは、結構な時間流しておりましたが
茶色い水は、かなり出てきました。




そして室内へ。
ダッシュを外してバラバラですが、



ヒーターコアの交換でした。
このタイミングでないと、ヒーターコックとヒーターホースの
交換ができませんので、やはり同時交換がオススメです。
ヒーターコックは欠品になりましたが、オーバーホール出来る場合がありますので
ご相談ください。




ヒーターブロアファン、スイッチオンで「ピロロロロロロ」という音が出ていました。
あったまると止まるのですが、モーターのメタルが原因ですので
給油で一旦凌ぐか、交換になります。






ここまで書いてきましたが、自分じゃよくわからない場合は
ご相談ください。
20数年前ですが、R4の新車整備もしていましたので、
新車の状態は分かっていますよ。