5フランセーズと5ターボ2
| Posted in キャブ , ドアミラー , ブッシュ , ルーフライニング , ルノー/5 , ルノー/ルノー5ターボ | Posted on 2015/04/01
初代5(サンク)は色々なバージョンがありました。
今回は
5ドアーのフランセーズと、
ミッドシップのターボ2の整備記録です。
ルノー5フランセーズ
エンジンがアイドリングしないとのことで
入庫されました。
最初はエアーホースが外れているくらいだと思っていましたが、
どうも違うようです。
キャブレターを外して分解、点検してみると・・・
5アルピーヌ用のキャブが付いている模様。
アイドルジェットが外れて、ホルダーごと無くなっていました。
部品なんてありませんので
他のウェーバーキャブで使えそうなジェット&ホルダー
探して・・・(これも大変)
それをさらに加工して
何とか修理できました。
他には、以前から切れていました
アッパーアームブッシュですが
何とか、海外手配で入手できましたので
交換することができました。
この状態ですと、乗り心地は雲泥の差になります。
初代5らしい、しっとりとした乗り心地に戻りました。(言い過ぎ?)
ルノー5ターボ2
車検で入庫ですが、このオーナー様は2年に一度
大きく手を入れます。
今回は以前から気になっていました
ルーフライニングの張替えです。
剥がしてみたところ
ベースと、布の間のスポンジが粉になるくらい劣化していました。
ドアミラーが、ガタつくということで外して点検。
5ターボのドアミラーといえば、ヴィタローニのトルネードですね。
取り付けベースがこんな感じで変形、これではミラー取り付け部が
浮いてしまいます。
浮くからまた増し締め→また変形、この繰り返しパターンが多いです。
取り付けネジは鉄板ビスですね。
ジェイ・エンジン オリジナル
ヴィタローニドアミラー用 取り付けベース¥10000(税別)
を使って取り付け直しですが
一工夫してみたいと思います。
右のドアミラー取り付け部は
ドアの鉄板に補強がないため、きちんと取り付けても
ミラーがユラユラ揺れます。
そこで裏側に鉄板を仕込んで、ナットも溶接
ドアを挟み込むように取り付けします。
昔、R4の国内改善(懐かし~)で
右のドアミラーをつけるときも、こんな風に取り付けていました。
(この年代までは、フランス仕様に右ドアミラーは付いていませんでした)
ユラユラもかなり良くなるでしょう。