アルピーヌV6ターボ整備&他色々作業

| Posted in , , , , , , | Posted on 2012/07/12

今回はアルピーヌV6ターボの作業が一段落しましたので
アップしていきたいと思います。



まずはオーバーヒート対策ということでアルピーヌV6ターボの定番作業
ラジエターの大型化です。


限られたスペースいっぱいに厚く&ピッチを少し詰めて製作していきます。
歴代、これで水温は安定しておりました。




ショックアブソーバー&フロントロアブッシュも交換です。
パーツが揃い次第、テンションロットも交換予定になっております。



タイロッドエンドブーツは切れておりまして
単品供給がないため国産のブーツで合わせました。





ステアリングラックブーツも左右切れていまして、
交換になりました。



そして、たまに動かなくなるスターターモーター
本国のリビルト品にて交換です。



ガソリン臭いとのことで点検しましたところ
タンクとネックをつないでいるホースより滲んでおりました。
取りあえず、ホースバンドの締め付けで、様子を見ていただきます。


エンジンルーム側では、キャニスターラインのプラスチック製3WAYジョイント
折れていて、プラプラしていました。
これは、汎用の金属製3WAYジョイントに交換です。
ついでに、他のバキュームラインの3WAYも交換しました。
よく観察してみるのも、重要な作業となります。



エンジンオイルを、上抜きしようとしてエンジン内に残ってしまった
シリコンチューブも無事取り出すことができました。
少し溶けていましたが、大丈夫でしょう。

もう少し作業は続きます。



そして、その他の色々作業です。




ルノー5フランセーズの車検です。


ラックブーツ切れのため、交換。


ホイルシリンダー漏れのため、交換。




ルーテシア2RS車検です。



バッテリー交換ですが、ターミナル接触部腐食していましたので
クリーニングしてからの取り付けです。
アーシングの前に、ここが接触悪ければなんの意味もなくなってしまいます、
見落としがちですが、要注意箇所です。



左リアキャリパー固着で、サイドブレーキが聞いておらず、
また、引きずりも見られました。
中古パーツにて交換しました。



クーラントを抜いたついでに、最近多くなりつつある
サーモスタット不具合予防のため、サーモスタットも交換しました。
他には、タイヤ交換ラックブーツ左交換、各オイル交換など
結構盛りだくさんの内容でした。

プジョー206S16


スロットルボディー内径アップです。
バタフライが開いていった時の、断面積変化率が変わるため、
吹け上がりがよくなります。
今回は、現車お預かり作業でしたので、長くなってしまい申し訳ございません。



ルーテシア2RS


タイミングベルト交換。
ベルトの背中側が、ヒビが入っていました。



発見したラックブーツ左側の切れも、交換にて対応しました。
因みにここは、国産のブーツ流用です。
他には、ウォーターポンプ、補器ベルト&テンショナーセット、クランクプーリー
エンジンマウントなども同時交換です。

まだまだ、SAXO足回り交換、ルーテシアRSもう一台車検、5ターボ2ワイパー不動、
R4車検、各車ACガスチャージ、などいろいろありましたが、またの機会にアップしたいと思います。


最後に
メガーヌ3RSにも、コンプブースト




ミニカントリーマンにもコンプブースト&BMCリプレイスメントエアクリーナー