恒例:最近の作業

| Posted in , , , , , , | Posted on 2013/02/20

最近もいろいろな車に入庫していただきまして
ありがとうございます。

ご予約が少し先になっても、お待ちいただているお客様には
大変感謝しております。




プジョー106S16
いつもご利用いただいております。
今回は、ブレーキダクトの製作他で入庫です。




アルミファンネル&耐熱ダクトで製作しました。
キャリパーへの直接導風は、各部狭く、また街乗りも捨てませんので
タイヤハウス内への導風までになりましたが
これでも結構違います。
パッドの耐熱温度ばかりで対応していきますと、
ローターの温度がどんどん上がる方向になりますので
サーキット志向の方には、オススメです。




プジョー206RC
大きくて重いノーマルマフラーを外して・・・



ジェイ・エンジン オリジナルのステンレスマフラーに交換です。
今回は、センターパイプがサビて半分折れてしまっていまして
後日センターも交換する予定です。




ルーテシア2RSPh2



クラッチオーバーホール&フライホイル面研です。
レリーズベアリングからの音が、気になっての交換です。



このタイミングでしかできない、クランクシールも交換です。
少し漏れていましたね。



カムカバーからのオイル漏れも直して・・・



レデューサーバルブも付けました。
このルーテシアでは、中低速のトルク感が、かなり良くなります。


忘れがちですが、サブフレームを下ろしたときには
スタビのブッシュも点検しましょう。
サブフレームが付いている時よりも、交換が容易になります。





クラッチの車両とはまた別のRSですが、
クーラント漏れです。
ラジエターからでしたが、点検時は中々漏れてこなくて
漏れを探すのに苦労しました。




ご近所様の106S16です。



社外エキマニのステー部分にクラックが入っていました。
切り取って溶接にて修理です。
スーパースプリント製はこのステーが、かなり前から廃止されていて
なくても問題ありません。



スロットルの洗浄で外してみたら
ステップモーターが、内部で分解していました。
アイドリング不調は、これですね。



マフラーは

新製品
スーパースプリント製
ステンレスマフラー
に交換です。
スチール製から、ステンレス製にバージョンアップです。




エアクリーナーはBMCのCDAに交換です。
エアクリーナー出口~スロットル入口にかけて
内径を絞ることによって、流速を高めるように取り付けています。




シトロエンSAXO


スターターのオーバーランニングクラッチより
すごい音が出ていまして、交換になりました。



HIDの交換もオーダーいただきまして
古いのを外していると、なんと電源の線に巻きつけているだけで
分岐しているところがありました。
勿論きちんと直しておきました。



カングー2 ATF交換です。


こんな色になっていましたので
2の車両も、そろそろATFは、気にしておいたほうがよさそうですね。

次回はタイミングベルトの交換で、お預かりする予定です。




















ルノーカングー1 60000Kmでタイベル交換は必要?

| Posted in , | Posted on 2013/02/05

先日、カングー1 2007年式のタイミングベルト交換をしました。
5~6年落ちで60000Kmです。
使い方も、9割街乗り&1割高速という標準的なものですので
消耗具合などが、参考になるかと思います。





タイミングベルトには、結構背中側にヒビが入っています。




タイベルのテンショナー&アイドラー
アイドラーは、ブリスが出ていて、手で回すとゴリゴリ感があります。
テンショナーは、サビが出ているようです。






エンジンに付いていたときはこんな感じです。
ロックしてしまったら、大変な事になるところでした。




ウォーターポンプ
若干漏れていたようですね。





新品はメタルガスケットの付く対応に、変更されています。
                    
  OIDパーツ

NEWパーツ




補器ベルトの状態
ビビだらけです。




そして、テンショナー&アイドラーです。
特にアイドラー側の音が大きくなっていました。





クランクプーリー
予め、印を付けていましたが、ズレはありませんでした。
多少のヒビはあります。
ただ、このプーリーはほかの車種に比べて、¥6720と
安いので、ついでに変えたくなってしまいます。
ちなみに他車種のクランクプーリーは¥30000前後します。





サーモハウジングに、水漏れの跡があります。




アッパーホース取り付け部の清掃&シーリングと
サーモパッキンを交換しました。





オルタネータープーリー
左が、現車のプーリー  右が以前ダンパーがちぎれてしまったプーリーです。




今回はヒビが確認できた程度でしたが・・・・・・





オルタネーター側は、プーリーの当ったあとがついていましたので・・・・





オリジナルのリジットのプーリーに、交換しておきました。
価格は¥8400です。




インテークマニホールドの下側、カムカバー上に
エンジンオイルがたまっていると思いますが
その対策もしておきました。
ボルトを外してシーリングです。
必ず、1本づつ外さないといけません。

ちょっと見えるのは、ボッシュのプラチナフュージョンプラグです。





レデューサーバルブ取り付けもしましたよ。
カングーにつけての感じは
スムーズ&エンプレの減少(ATシフトダウン時有効です)
加速アップなど、やはり体感レベルで変わります。



ここ盲しないとだめです。



=まとめ=
タイミングベルトは60000Kmまでには、交換をオススメします。
また、ついでになる部分の作業も、できれば一緒が良いです。
今回交換した部分は、同じ距離だけ乗れるとすれば
120000Kmはもつ計算になります。

ついでの部分は120000Kmまでは持ちませんので
途中で同じような作業をすることになってしまいます。

今回は写真がありませんが、
エンジンマウントなどもついでの部品になります。


何キロまで乗るか、逆算して作業計画をするのがオススメです。