ルノーカングー1 60000Kmでタイベル交換は必要?
| Posted in タイミングベルト , ルノー/カングー1 | Posted on 2013/02/05
先日、カングー1 2007年式のタイミングベルト交換をしました。
5~6年落ちで60000Kmです。
使い方も、9割街乗り&1割高速という標準的なものですので
消耗具合などが、参考になるかと思います。
タイミングベルトには、結構背中側にヒビが入っています。
タイベルのテンショナー&アイドラー
アイドラーは、ブリスが出ていて、手で回すとゴリゴリ感があります。
テンショナーは、サビが出ているようです。
エンジンに付いていたときはこんな感じです。
ロックしてしまったら、大変な事になるところでした。
ウォーターポンプ
若干漏れていたようですね。
新品はメタルガスケットの付く対応に、変更されています。
OIDパーツ
NEWパーツ
補器ベルトの状態
ビビだらけです。
そして、テンショナー&アイドラーです。
特にアイドラー側の音が大きくなっていました。
クランクプーリー
予め、印を付けていましたが、ズレはありませんでした。
多少のヒビはあります。
ただ、このプーリーはほかの車種に比べて、¥6720と
安いので、ついでに変えたくなってしまいます。
ちなみに他車種のクランクプーリーは¥30000前後します。
サーモハウジングに、水漏れの跡があります。
アッパーホース取り付け部の清掃&シーリングと
サーモパッキンを交換しました。
オルタネータープーリー
左が、現車のプーリー 右が以前ダンパーがちぎれてしまったプーリーです。
今回はヒビが確認できた程度でしたが・・・・・・
オルタネーター側は、プーリーの当ったあとがついていましたので・・・・
オリジナルのリジットのプーリーに、交換しておきました。
価格は¥8400です。
インテークマニホールドの下側、カムカバー上に
エンジンオイルがたまっていると思いますが
その対策もしておきました。
ボルトを外してシーリングです。
必ず、1本づつ外さないといけません。
ちょっと見えるのは、ボッシュのプラチナフュージョンプラグです。
レデューサーバルブ取り付けもしましたよ。
カングーにつけての感じは
スムーズ&エンプレの減少(ATシフトダウン時有効です)
加速アップなど、やはり体感レベルで変わります。
ここ盲しないとだめです。
=まとめ=
タイミングベルトは60000Kmまでには、交換をオススメします。
また、ついでになる部分の作業も、できれば一緒が良いです。
今回交換した部分は、同じ距離だけ乗れるとすれば
120000Kmはもつ計算になります。
ついでの部分は120000Kmまでは持ちませんので
途中で同じような作業をすることになってしまいます。
今回は写真がありませんが、
エンジンマウントなどもついでの部品になります。
何キロまで乗るか、逆算して作業計画をするのがオススメです。