トルクレンチなど、測定機器チェックしました。「後編」

| Posted in | Posted on 2013/09/16

随分間が開いてしまいましたが、今回は後編として
インパクトレンチをチェックしてもらいました。



持ち込んだのは4個ですが、1個は3/8SQ(差込角小)のため
点検できませんでした。
いずれも、普段使っている現役の物です。



これがインパクトレンチのテスターですが
何やらかなり無骨ですね。




まずはインガソールのコンパクトモデルです。
このテスターは、最大数値だけを見るのではなく
上がり方も見ていきます。

まあこんなもんでしょう。
上がり方もすスムーズでした。
ちなみにアメリカ製で、緩め方向は最大にしかできません。
レバーの握り具合で調整します。




続いては
日本製のシナノです。
現在のコンパクトモデルの中で、最強、最軽量と言われているものです。
メガーヌ等の14mmホイルボルトも、これならだいたい緩みます。



ここまでのインパクトレンチでは、30k超えになりました。



次はスナップオン製のスタンダードボディーの20年選手ですが、
過去2回ほどオーバーホールして使っている
個人的に気に入っているモデルです。

上がり方もスムーズで、数値も40k超えました。
まだまだ、頑張ってくれそうです。

ちなみに発売当時は最強でした。


テスターの横に気になるインパクトを見つけてしまいました。


インガソール製の最新電動インパクトです。

どんな性能かデモしてもらったら・・・・




なんと75k!
車と同じで、工具も進化し続けていますね~。



そして、店内をウロウロ・・・・・
見ているとアレコレ欲しくなってしまいます。







フランス車乗りの皆様には


FACOMの工具箱いかがでしょうか?(笑)
同じフランスのメーカーです。

ルノー5ターボ1の純正の工具箱はFACOM製が付いていました。
もちろん中身の工具もFACOMです。

車載工具箱にはFACOMなんていいなーと思ってしまったのでした。


ワールドインポートツールズ様
ありがとうございました。


工具つながりで、少し珍しい?ものを使いましたので
ちょっとご紹介。


これなんだかわかりますか?

厚紙にフイルムが貼ってあり、中が粉っぽくなっています。


正解は



ハブベアリングのシールに埋め込まれている
ABS用ホイルセンサーのマグネットを見るものでした。

新品のベアリングを付ける場合は、裏表の確認。
信号がオカシイ場合は、途切れなどないか確認するものです。


改めて考えてみると、
修理するときは、ほとんど工具を使っていますね。

当たり前ですが。