新製品:ルーテシア3RS専用オイルキャッチタンク

| Posted in , , , , , | Posted on 2014/12/05

久しぶりに新製品のご案内です。




ルーテシア3RSでサーキット走行を楽しまれている方からの
リクエストで、オイルキャッチタンク付けたいんだけど
汎用品だと付ける場所がないので、作ってもらえますか・・・・・

というところからスタートして
新製品となったパターンです。



ルーテシア3RS専用 オイルキャッチタンクセット
¥18000 税別、取り付け費別

セット内容
アルミ製タンク本体、シリコンホース、L型パイプ、タイラップ、取り付け用ネジ類



オイルキャッチタンクはストリートでの使用の場合
ブローバイガスと一緒に上がってくる、オイルミストや水分などを回収することにより
ガスと分離してインテークに戻し、インテーク系統のオイル付着を
軽減させるのが、主な目的になります。
言ってみれば、オイルセパレーターの働きになります。

また、サーキット使用に於いては
上記のほかに、エンジンブローした時など
オイルをコースにまき散らさない様にするためのものです。
公式戦では義務付けられていますよね。


----------------取り付け方、内容---------------


バッテリー上側カバーの丸いでっぱりを削り取ります。
(削らなくても付くとは思います)





ステーの位置に合わせて穴あけして付属のボルト、ナットで取り付けします。
カバーの凹みにぴったりフィットします。




ステーは拘って、補強を入れてあります。




タンク裏側は、耐熱布を貼ってガスの熱に対応しています。




これがノーマルラインのホースとチェックバルブです。
既にかなりベトベトで、
インテーク内の様子が予想できる状態です。





純正ブローバイ出口に付属のシリコンホースを取り付けてタイラップでクランプします。




キャッチタンクの入り口までの長さにホースを切って
取り付けます。

このラインは、ノーマルホースラインより上に向きますので
ホース内側についたミストは、自然にエンジンに戻る効果が期待できます。




チェックバルブに
付属のホースと、L型パイプを写真のように取り付けて・・・
(Lパイプの短い方がバルブ側になります)




タンク出口と繋いでガスをインテークに戻します。

これで取り付けは完了です。




ドレンと、ゲージは付けていません。
オイル排出は
ホース2本外して、バッテリーの蓋ごと取り外し
オイルを捨ててください。
パーツクリーナーで掃除すれば、より良いでしょう。



判りづらいですが
内部は入口~出口まで、タンク内をL字に曲げたプレートを設置して
Uターンさせ、なるべく長い工程で抵抗をつけて分離しています。


専用となっておりますが
容量は約1Lと小さ目に薄くなっておりますので
狭いエンジンルームには
汎用としてもお使いいただけると思います。





エンジンルームもそれっぽくなりました。