工具屋さんが書いちゃいけない、工具の使い方
| Posted in 工具 | Posted on 2016/06/14
更新がかなり空いてしまいました。
最近、フェースブックhttps://www.facebook.com/jenginejengine/?fref=ts
で満足気味でしたが (「いいね」お願いしますm(__)m)
やはり伝えきれない部分もあるのに気が付きましたので
時間があるときには更新していきたいと思います。
ということで
少しスピンオフ的な内容にしてみますね。
自動車の整備では
色々な内容が絡み合って1台の車を整備完了させることになります。
例えばエンジンが調子悪い、シフトの入りが悪い、足回りを最適化したい、などなど
どれも整備を始めるにあたって、スタンスが変わってきます。
この辺を細かく説明しますと、膨大な量になってしまいますが、
ただ変わらないのが、工具を使うというところではないでしょうか。
工具にもいろいろありますが
今回は、工具屋さんのブログ等には書いちゃいけないところを
書いてみます。 ちょっと大袈裟(^^;
要は工具メーカーでは推奨されていないが
こう使うと便利というところにスポットを当ててみたいと思います。
これは、フライホイルを止めているボルトの
緩み止めのカスを取ろうと思って用意した工具たちですが
まず便利に使えるのは、真ん中にある六角形のダイスです。
国産ですと丸いダイスが中心ですが、その場合専用のハンドルが必要です。
そのハンドルが結構大きいので、狭いところでは使えません。
(今回は狭くないですがw)
アメリカメーカーの物ですと、六角形や12角のものがあります。
その外径サイズは、1インチ(サイズによっては5/8インチ)で
ソケットやスパナ、メガネ、モンキーレンチなどが使えますので、
狭いところなどでダイスを使うことができます。
この組み合わせが一番早くて疲れないと思っているのが
プライヤーレンチに六角ダイスをくわえて
電動ドライバーにソケットをつけて、ボルトを
ギュイーっと回しちゃうやり方です。
傷んだボルトには無理ですが
緩み止めを剥がすだけなら軽快に作業できます。
パキパキ剥がれて気持ち良くなってきちゃいますw
で、この電動ドライバーもよくできていて
シーソー式のスイッチなんですが
上下、上下とスイッチングすれば、右回転・左回転となりますので
何往復もネジをダイスに通すことができます。
何本もやりますので
手動でやると手が相当疲れるんです。
その時にはもちろんカッティングオイルを使います。
使わないとスムーズに動かないだけでなく
ダイスの欠けや、ねじ山不良になりかねません。
このカッティングオイルにも油性と水性と他にグリスなんかもあり、
適材適所で使います。
オネジの次はメネジとなりますが
ここからは普通に書ける使い方ですw
メネジの場合、タップを使います。
タップを回すには通常タップハンドルを使用しますが
(タップハンドルにも色々種類ありますが割愛します)
これも大きくて回せない場合が多いので
タップ用のソケットなんて言うのもあり、(このソケットも色々種類あり・・・割愛m(__)m)
これが一番小さい駆動工具になり、エクステンションや、ラチェットの組み合わせで
結構色々なところで使えるんです。
内容が大雑把ですが
実際はもっと工程を踏んできちんと作業していますよー!
ネジを一から切る場合は
道具はほぼ同じでも、工程が全く異なります。
まだまだ用意した内容があったんですが
文字にすると結構長くなってしまったので
また次回、機会があれば書いてみようと思います!