A110 シリンダーヘッド修理他多数個所

| Posted in , | Posted on 2017/08/24



アルピーヌA110 1600SC
エンジンを掛けていると
いくらなんでもこんなに臭くありません!
というほど排気ガスが臭く
よく見ると、マフラーからクーラントが出ちゃってます!?


いきなりですがシリンダーヘッド外しまして
ヘッドガスケットを疑いましたが
あまり悪くありません。
が、、、、、、
ヘッドにクラックがーーー
水路と繋がっていました。

 

早速ばらして溶接に出します。
 
 
 
レーザー溶接できれいにクラックが埋まっています!                                    
 
バルブガイドもガタガタだったので
現状のバルブステム径に合わせて製作しました。
 
バルブフェースもカットして、、、
 
すり合わせて辺りを出しました!
 
組み付けていきますが
 
アルピーヌヘッドはここから載せるのが一苦労します。
普通に外すとロッカーシャフトが分解して
大変なことになりますので、縛っています!
 
バルブクリアランスも
特殊工具じゃないと入らない個所もあります。
 
2種類を使い分けます。
 
やっとここまで
のりました!
 
ヘッド加工している間には色々な
劣化部分の修理です。
マフラーの穴はパッチを当てて溶接
 
 
フロントアッパーアームは
外すのが物すごーく大変でした!
 
ブッシュの交換です。
 
ロアー側も含めまして
ボールジョイントもブーツ切れ、ガタで交換です。
 
そして一番大変だった
ステアリングラック外して
ブーツなど一式交換
 
 
シャフトとのカップリングは
結構なクラックでしたので
交換です。
 
 
書いてないところもいっぱい作業しましたので
結構リフレッシュできたんじゃないかなぁ!!