カングー1 ATについて

| Posted in , , , | Posted on 2012/03/14

ルノーはDP0、プジョーはAL4という型式のオートマチックトランスミッション
良くある不具合で
オートマランプ点灯⇒3速固定⇒エンジンかけ直すとリセットできる
整備事例です。


診断テスターを掛けるのがまず第一ですが、その多くは
ダウンシフトバルブの不具合が大多数を占めます。
(あくまでもジェイエンジンでの場合です、もちろんほかが原因の場合もありますよ)


この狭いところからオイルパンを外して、さらにバルブボディーを
外します。



さらに、バルブボディーから、バルブを2個外して
新品のバルブと交換します。


これがそのダウンシフトバルブです。(2個使ってます)


元通りに組み直して、一度フラッシングをしてからオイルを注いで
規定量に調整します。
シフトポジションセンサーの再調整は必至となります。





因みに抜いた時のオイルはこんな色でした。 ↓


因みに、このトランスミッションの油量調整はレベルゲージがありませんので
専門の数値が必要です。




前回のブログで書きかけていたマグネットドレンプラグですが

このタイプのドレンには適合しません。


このタイプに適合します。


価格は¥1050です。
オートマオイル交換のついでに交換してみてはいかがでしょうか?
少しでも金属粉を拾ってくれたら嬉しいですね。