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2012/02/28
日常で修理をしていると、お客様に見てもらいたい様な事柄が多々あります。
例えば抜いたオイルの色、言葉では「汚かったですよ。」ですが、
実際見ると、「どんな色をしていてどんな臭いか」など感じ方が違うかなー
などと考えるときがあります。
これ、カングーのATフルードです。
60000Km以上無交換ですが、こんな色をしています。
よく見ると、金属粉も泳いでいます。
こうなる前には交換しておきたいですね。
ATFはエンジンオイルや、ギヤオイルと違って、全量を一度に抜くことができません。
数回に分けて作業すれば、結構キレイになることが多いです。
詳しくはお問い合わせください。
*プジョーAL4&ルノーDP0のATに
少しでも金属を吸収させるために、
マグネットドレンプラグを付けられるものがあります。
画像がないので、次回ご紹介します。
極々、日常の風景
クリオV6のシートベルト用フックがきれいにつけられました。
カーペットには縦に切れ込みを入れてあるだけですので
裏側の粗が見えません。
クリオV6のBMC OTA
ダイレクトタイプエアクリーナーの取り付けです。
いつもは円柱形のCDAを付けますが
オーバル断面のエアクリーナーですと
外のダクトから入った風が遮られずらくなるので
エンジンルームに入る外気の量が多くなると思います。
カングー、ルーテシア、トゥインゴなどに多く発生する
エンジンが掛からなくなるTDCセンサーのカプラー部
接触不良の修理です。
直にハンダで付けて、シーリングです。
右ハンドルはセンサー外すだけで
ここまでバラシです。
オイル下がりとは、エンジンオイルがシリンダーヘッドに付いているバルブとバルブガイドの隙間を通過して、燃焼室に入り込み、燃焼して排気されてしまうことを言います。
もちろん、エンジンオイルは消費してしまうので減っていきます。
エンジンオイルが減る原因はこれだけではないですが、心当たりがある人は
疑ってみても良いと思います。
完全に燃焼して排気されるだけならまだ良いほうですが(この時、酷いと白煙を吹きます)
燃えカスがプラグに付着して点火を妨げたり、バルブの傘の上に蓄積して
吸気や排気の通路を小さくしてしまうことがあります。
通常、エンジンにはバルブとガイドの隙間に出来るだけオイルを通過させないように
オイルシール(バルブステムシール)が付いていますが、これが機能しなくなったり、
バルブステムとガイドの隙間が大きくなるのが原因です。
今回のルノー4は、純正ではステムシールが付いていません。
5アルピーヌなども付いていませんので設計の古いエンジンは
わざと、潤滑のために付いていないのかもしれませんね。
とはいえ、エンジンが不調になっては意味がありませんので、各部加工しながら
改善&修理です。
純正のガイドは(スチール製)、クリアランスが大きくなっていたので、ガイドを銅で
適正寸法にて製作、ステムシールが取り付けできるように寸法を合わせながら
入れ替えました。
ガイドを入れ替えましたら、必ず
シートカット&バルブ研磨をします。
アタリが悪くなると、圧縮不良など不具合が起こります。
また、当たり面が太くなってしまうと、密閉が悪くなりますので
これも圧縮漏れなどの原因になってしまいます。
仕上げに、
すり合わせをして、なじみをよくします。
光明丹(画像のオレンジ色のオイルみたいな奴)で、バルブとシートの当たりを
必ず確認しておきます。
これをすべてのバルブに行います。
細くきれいにあたっていますね。
(撮影のため、光明丹はいっぱい塗ってありますが通常はもっと少なく塗るのがコツです)
新設したステムシールを取り付けて、
バルブスプリングなど組み付けて行きます。
ヘッド単品は組み上がりました。
4気筒2バルブですので8個で済みますが、
最近の4気筒4バルブですと16個、6気筒4バルブですと24個、12気筒ですと・・・・・・・・・
気が遠くなります。
補器類など組み付けて、ブロックにのせ、
バルブクリアランスを調整して
(まだまだ途中ありますが)完成にこぎつける訳です。
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プジョー/106S16
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2012/02/23
いろいろなパーツを販売する前にテストする場合があります。
特に付けるとどうなるのかピンとこないものは、自分の車に付けて
しばらく走ってみたりしないとわかりませんので。
今回はそんなお話です。
レデューサーバルブもその中の一つで
クランクケースの内圧を下げてピストンの上下運動の抵抗になる
圧力を積極的に抜いてやろう、というものです。
原理はリードバルブが中についていて、圧力を抜く方向に一方通行にして
クランクケース内の圧力を脈動を利用して、自己作用で働くものです。
自分の106はエアクリーナーを交換してありますので、ブローバイホースを
交換してあり、その途中に割り込ませるだけでレイアウトできました。
ジェイエンジンでCDAなど取り付けていただいた106は、
全て、同じ取り付け方法になっております。
(一部、メクラが必要ですが今回は省略します)
これだけのホース径に対応できるアダプターのサイズが揃っていますので
気になる方はご連絡いただければ、適正サイズなどご相談させていただきます。
効果のほどは
アクセル踏み始めてからのエンジンの軽さ、レスポンスのアップなど、
体感しております。
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2012/02/21
2月19日FSWにて行われましたAHA走行会に協力店として
参加してまいりました。
寒かったですが天候には恵まれて1台クラッシュはありましたが
怪我なく無事終了することができました。
車検など、参加者の方々の協力のおかげです。
ありがとうございました。
ほかのところではこんなのもありました。
こんな部品があったら良いのにとか、ここをこんな風にしたいとか、
誰でも一度は考えたことがあると思います。
そのニーズに合った部品でも売っていればよいですが、無いとなると作ってしまうしかありません。
それがワンオフ作業ということになります。
これはメガーヌ2RSにノーマルシートで
4点式ベルトを取り付けるということで
シートフレームとフロアの間に挟む
アダプターを制作しました。
アルピーヌA110のインマニに
クラックが入っていて溶接するには
もろくなっていましたので、新しいアイデアをいれながら
作り直したものです。
以前ご紹介しましたジャガーEタイプの
新しく取り付けるオルタネーターのための
取り付けステー、プーリーなど一式です。
オールペンなどペイント作業をしてしまうと
なくなってしまう、ボディーデカールです。
5ターボ1の本物のステッカーから
型を取りました。
クリオ2RSへブレーキマスターストッパー
制作取り付け
カングーへの商用車風ガラスパネル。
ノーマルのガラスの上にポリカーボネートで
同じ形に切って、ペイントして貼り付けです。
メガーヌR26Rフロントブレーキ
導風板
カーボンボンネットにボディー色に合わせて
クリアイエロー塗装
ブルーでもレッドでもなんでもできます!
マフラーを始め、まだまだ数え切れないほどの記録が残っていましたが
こんな作業の中から、オリジナルパーツが出来ることが多いのです。
皆様も何か考えていることがありましたら是非ご相談下さい。
無理と思っていても、案外できることがあるかもしれませんよ。
ただし時間はかかります(^J^)
今日はインジェクタークリーニングについて書いてみたいと思います。
昔の車はキャブレターを使って、ガソリンと空気を理想空燃費(14.7:1)に
近づけるため、負圧を使って混合していました。
日本では、昭和50年頃排気ガス規制に適合しなくなり、日産はEFI,トヨタはEGIなど
次々と
インジェクションにシフトしていきます。
ヨーロッパ全般ではボッシュのKジェトロ(KA、KEなどもあり)という
機械式インジェクションになり、それから通常のインジェクター方式に変わっていきました。
(自分のリアルな経験なので間違ってたらごめんなさい)
画像は、
インジェクターからガソリンが噴射しているところです。
エンジンが調子良く回るための3大要素は
良い圧縮、良い火花、良い混合気と昔から決まっています。
インジェクターのクリーニングは、この
良い混合気の部分を
改善する中の割りと大きい部分を占める作業なのです。
長く使っていますと
インジェクターの中が汚れてきて
代表的な不具合として
①噴射の偏り
②噴射料不足
③後ダレ
などがあります。
①は、先端にカーボンなどの付着物があってきれいに噴射しないなどが考えられます。
②は、内部通路や、内部フィルターなどにカーボン等蓄積されている場合が考えられます。
③は、噴射信号OFFでノズルが閉じたときカーボンが挟まってきちんと閉じていない
などが考えられます。
考えてみると、上記の原因は汚れでありますので
掃除すれば治る可能性が非常に高いことが判ります。
特殊な洗浄剤と超音波でインジェクター内部を通して可能な限り洗浄していきます。
また、オプションで
洗浄前の状態と洗浄後の状態をレポートにすることができ、
不具合だったところがデータで改善されているのが分かりますので
より愛車の状態を把握することができます。
(このパターンがジェイエンジンおすすめとなっております)
また、
機械式のインジェクターもクリーニング出来ますが
洗浄のみの対応になります。
自車の施工後のインプレは
エンジンがとにかく軽く回るようになった。
アクセルの踏み込み量に対しての、加速感の増加
レスポンス、トルク感の増大
などがありました。
(プジョー106S16 約50000Km時)
http://minkara.carview.co.jp/userid/828437/blog/20441300/
洗浄自体は4日ほど掛かりまして、インジェクターの脱着を含めますと
1週間ほどのお預かりになってしまいます。
何かの作業のついでに、同時進行で作業もできますので
是非ご相談ください。
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施工前 |
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施工後 |
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新旧フィルター |
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真空パックに入って返ってきます |
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2012/02/16
2月19日AHA走行会(FSW)に参加する皆様へご連絡です。
今年は、簡単な車検を行うこととなりました。
テーピング箇所
- ガラスレンズ(プラスチックレンズはテーピングしなくても可)
- バッテリー+
- オイルフィラーキャップ
- ラジエターキャップ
- ブレーキオイルタンク
- オイルレベルゲージ
タイヤ
灯火装置
レンズへのテーピング以外は先に済ましておかれたほうが
当日はスケジュールが楽になりますのでお願い致します。
詳しくはhttp://www.aha-peugeot.com/を参照してください。
随時更新される予定です。
当日はある程度工具も持っていく予定ですので
トルクレンチやエアゲージが無い方は
遠慮なく申し込み店、事務局などに申し出てください。
また、簡単な修理位はできると思いますので
お声がけください。
当日は楽しんで走りましょう!
本日は走行会に出られる車両のタイヤ交換をしました。
タイヤは唯一地面と接するところですので
やはり、重要になってきますね。
それで思い出しましたが以前こんなになってしまったタイヤがありました。
完全に中のワイヤーが切れて、変形しています。
もう少しで、バーストするところでした。
完全にバーストしていますが、これがスペアーになっていました。
緊急の時に、これではどうすることもできませんね。
みなさんも知っていると思いますが写真丸の中に製造年が書いてあります。
数字4桁で 「0311」なら2011年3週目製造、という読み方をします。
ご自分のタイヤも確認してみてください。
車検で通る残りの溝は1.6mm以上ですが
実走行時、古くてカチカチになっていればスリップの原因になります。
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ルノー/カングー1
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2012/02/14
カングー1でクーラント交換の際
ここのエア抜きバルブを緩めてエアーを抜くわけですが付いているバルブが
こんな
プラスチックですので触っただけで、
アタマがポロっ(-_-;)
と折れてしまうことがしばしばあります。
古くなったプラスチックはもろいですね。
そうなると純正パーツカタログ上では、ホースセットASSY(何本も束になってます)
交換になり、価格も高いですが、それ以上に交換も大変です!
そこで、見つけました、良いものを!
金属製(真鍮?)ですので、純正のプラスチックに比べて強度は雲泥の差があります。
価格は¥2079です。
予め交換しておくのも良いと思います。
出先でクーラントが漏れたら、大変ですから~。(;>_<;)
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ミッションオイル
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2012/02/13
ジェイエンジン オリジナルミッションオイル
フランス車の最近のミッションオイルは
75W80指定のものがほとんどです。
場合によっては
75W90を入れてしまうと寒い日の朝など
シフトがどこにも入らなくなってしまうこともしばしばあるかと思います。
ルブロスと共同開発したフランス車(最近の)専用ミッションオイルを発売いたしました。
試作を何度も繰り返して(何度ミッションオイル交換したことか)
冷間時から走行会レベルまでご使用出来ます。
粘度は
75W80で
エステル系の添加剤を使っていますので
ライフは長く使えます。(使用環境により左右されます)
先行販売させていただいたお客様からは、今までで一番シフトがスムーズだと
評価をいただいておりますし、自分でも使っていてそう思います。
価格は¥3990(1L、工賃含まず)
大体の車両は2L~3L使用します。
単価は高めですが、ライフの長さと使用量が少なめですので
乗れば必ずする、「シフトチェンジ」が軽快になり費用対効果は高いと思います。
*今のところ、1Lボトルの設定はございませんので
通信販売等で使ってみたい方は、ほかの容器に移しての販売になりますのでご了承ください。
また、ジェイエンジンにてミッションオイル交換していただいたお客様には
シフトリンクの給油もしておりますので、是非ご利用ください。
この車で使ってます